[原子力産業新聞] 2007年7月12日 第2387号 <2面>

「もんじゅ」燃料、2次審査開始

原子力安全・保安院は4日、日本原子力研究開発機構が昨年10月に提出した「もんじゅ」の初装荷燃料変更許可申請について、原子炉等規制法の許可基準に適合しているとして、原子力委員会と原子力安全委員会に諮問した。

この申請は現在装荷している燃料のプルトニウム241がアメリシウム241に自然崩壊しているため、本格運転に備え保管している取替燃料、あるいは新たに製造する燃料も混在して装荷することに関するもの。

保安院は原子力機構が提出している技術データに関し、大学など専門家の意見を聴取するとともに、設計及び運転のための組織、技術者の確保、設計及び運転等の経験、品質保証活動、技術者に対する教育・訓練、有資格者等の配置などについて審査した。


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