[原子力産業新聞] 2007年7月19日 第2388号 <2面>

日本原燃 耐震補強工事を開始

日本原燃は12日、経済産業省から使用済み燃料受入れ・貯蔵建屋の第1チャンネルボックス切断装置の耐震補強工事に関する変更申請の認可を受け、同工事を開始した。すでに燃料取扱装置の同工事は先月末に認可を受け、工事をほぼ終了しており、今月中にも全ての工事を終える見通し。

第1チャンネルボックス切断装置の補強工事ではA、B両機について、中間サポートを追加設置するとともに、下部架台を固定している基礎ボルトを強度の高いものに変更する。また、燃料取扱装置では梁の一部部材を強度の高いものに変更し梁の追加とユニット化、サポートや支持部材の追加なども実施した。

設計時の入力ミスに伴う今回の工事は、今年5月11日に認可申請していた。


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