[原子力産業新聞] 2007年8月2日 第2390号 <1面>

GNEP DOEの交渉先に 三菱重工など選定

三菱重工業は31日、フランス・アレバ社などとによる国際エネルギー・パートナーシップ(GNEP)計画への共同提案が、米国エネルギー省(DOE)の契約交渉先に選定されたと発表した。三菱重工は、9月に予定されているDOEとの正式契約に向け、今後、実施内容などの協議を進める。

同提案は、プルトニウムなどを燃焼させる先進リサイクル炉(ARR)と使用済み燃料を再処理する統合核燃料取扱センター(CFTC)に関するもの。ARRは日本原子力研究開発機構が中心となって開発を進めてきたナトリウム冷却・ループ型の概念を提案。ARRのリーダーは三菱重工、CFTCのリーダーはアレバ社で、米国の複数企業も参画している。


Copyright (C) 2007 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.