[原子力産業新聞] 2007年8月2日 第2390号 <4面>

【わが国の原子力発電所運転速報】 7月利用率69%、中越沖地震影響す 女川1が復帰へ、宮城沖地震から2年

日本原子力産業協会の調査によると、07年7月の国内原子力発電所の平均設備利用率は69.0%と、16日に発生した新潟県中越沖地震に伴う東京電力柏崎刈羽3、4、7号機停止の影響を受け、夏季電力需要期としては低水準に留まった。七月末現在で、全55基のプラント中、19基が停止状態となった。7月の設備利用率が70%を割り込むのは、一斉点検のあった03年以来のこと。PWRでは設備利用率87.9%と好調、BWRの同56.9%を大きくしのいでいる。総発電電力量は254億603万kWh。

05年8月の宮城県沖で発生した地震による停止後、今年5月、復旧に向けた試験運転中に非常用炉心冷却系高圧注水系ポンプのトラブルで再び停止した東北電力女川1号機が、6日に発電再開となった。この他、関西電力美浜3号機、同高浜4号機、同大飯4号機、中国電力島根2号機、九州電力川内1号機が、定期検査に伴う停止期間を終え戦列復帰した。日本原子力発電敦賀1号機は、発電設備総点検を踏まえた特別な対応により、定検が長引いている。

東京電力柏崎刈羽7号機が2日に、九州電力玄海4号機が25日に、それぞれ運転開始から10年を迎えた。

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