[原子力産業新聞] 2007年9月20日 第2396号 <3面>

米FPL 州公益事業委に 4基の出力増強を申請

フロリダ・パワー&ライト社(FPL)は17日、運転中の2原子力発電所についてフロリダ州公益事業委員会に、設備容量の拡大を認めるよう正式に申請した。

FPLは今回、所有・運転するターキーポイント3、4号機(PWR、ともに76万kW)とセントルーシー1、2号機(=写真 PWR、各87万2,000kW、88万2,000kW)を対象に、計40万kW規模の出力増強を計画。今後、州公益事業委員会や関連する規制当局の承認を得た後、原子力規制委員会(NRC)に出力増強を申請することになる。手続きが順調に進めば、2012年末までに出力が増強される見通しだ。

FPLはこのほかにも、9月末までに建設・運転一体認可(COL)をNRCへ申請するプロジェクトを準備中だ。これはターキーポイント・サイトに2基(出力計300万kW規模)を新設するもので、2020年までに運開させる計画だ。


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