[原子力産業新聞] 2007年9月20日 第2396号 <4面>

原子力学会、小倉で大会 玄海プルや地震もテーマに

日本原子力学会は27日から29日の3日間、北九州市・小倉の北九州国際会議場で「2007年秋の大会」を開催する。

今回の応募発表は940件で、一般市民にも無料公開する特別講演、総合講演・報告、部会・連絡会企画セッションも多数設けている。

基調講演として「我が国におけるプルトニウム利用政策の基本的考え方」近藤駿介原子力委員長のほか、高速増殖炉、核燃料サイクルの技術開発、玄海発電所3号機のプルサーマル計画のテーマが予定されている。

総合講演では、「制御棒引き抜け事象調査委員会報告」など。部会・連絡会企画セッションでは、社会・環境部会のチェインディスカッション「原子力の法制度はどうあるべきか」、原子力発電部会企画セッション「原子力発電における安全規制の最適化実施に向けて」などが行われる。

また、中越沖地震関係で、28日18時半から、「柏崎刈羽原子力発電所の安全に関する報告会」(自由入場)も行うこととなった。

詳細プログラムは同学会のホームページから。


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