[原子力産業新聞] 2007年10月4日 第2398号 <3面>

ベトナム GE社が製造施設を建設へ

米GE社は9月28日、長期的パートナーとしてベトナムの経済発展に取り組むことを発表。ベトナムを東南アジアにおけるGEの戦略拠点として位置付け、約5,000万ドルを投じて、海港都市ハイフォン近郊に原子力ではないものの、同社初の製造施設を建設する。

発電設備機器のコンポーネントを生産する同施設は、年内に着工し、2009年末までに操業を開始する予定。

GEは1993年よりベトナムへ進出。民間機用の航空機エンジン、タービン(ガス、水蒸気、水力、風力)、発電機等の製品を供給してきた実績がある。今後GEは、同国を自社製品の市場としてだけではなく、GEの世界市場向けコンポーネントの主要供給源のひとつに据えるという。


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