[原子力産業新聞] 2007年10月26日 第2401号 <12面>

FNCA 原子力発電で初の検討パネル

原子力委員会は今月30日と31日、東京・港区の三田共用会議所でアジア原子力協力フォーラム(FNCA)第1回「アジアの原子力発電分野における協力に関する検討パネル」を開催する。

同パネルは昨年開催された第7回FNCA大臣級会合で設置を決定。原子力発電導入における共通課題として人材育成、原子力安全・セキュリティー、保障措置システムなどを取上げ、参加国の政策的検討に資する。

30日は、@アジアにおける将来の原子力発電を展望した人材育成について参加各国のプレゼンテーションA知識管理について松浦祥次郎・原子力安全研究協会顧問(前原子力安全委員長)、人材養成について藤江孝夫・日本原子力発電フェローの招待講演――がある。31日は将来の人材育成協力の検討のほか、藤冨正晴・電源開発取締役の特別講演「地球環境問題と原子力」がある。

豪州、バングラディッシュ、中国、インドネシア、日本、韓国、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナムの行政官や人材の専門家が参加する。


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