[原子力産業新聞] 2007年11月8日 第2403号 <1面>

FNCA 初の発電分野の検討パネル開く

原子力委員会は10月30日と31日、東京・港区の三田共用会議所でアジア原子力協力フォーラム(FNCA)「アジアの原子力発電分野における協力に関する検討パネル」の初会合を開催(=写真)した。

同パネルは人材養成、安全・セキュリティ、保障措置などの各テーマを取上げるが、今会合では人材養成を議論。各国の報告では、中国が20年40GWを目標に人材育成中、ベトナムが20年運転開始に向け基盤整備中、インドネシアが15年前後に2基導入の予定、タイが目標は20年頃の導入などとした。

導入検討中の国からは導入計画のピアレビュー、FNCA参加国間での情報共有、日中韓の導入時の経験の提示などの要請があった。


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