[原子力産業新聞] 2007年11月22日 第2405号 <1面>

甘利経産相 南アと原子力関係強化で合意

甘利明経産相は15日、経産相として史上初めて南アフリカ共和国を訪問、ムベキ大統領などと会談し、原子力分野の関係強化で合意した。

甘利経産相は、日本の技術力で南アの原子力推進に貢献したい、との意向を表明。ムベキ大統領は、原子力推進への強い決意を示し、原子力における日本企業の活躍ぶりを列挙、日本との関係を強化したいとした。

南アは今後20年間で約3,000万kWの新規電力需要を見込んでいる。年3基程度のペースで、出力16.5万kWの小型モジュール型高温ガス炉であるPBMRを建設。軽水炉も今後20年間で10基程度、800万〜1,200万kWを新規建設する計画がある。


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