[原子力産業新聞] 2007年11月22日 第2405号 <4面>

「もんじゅ」 プラント試験進捗率約20%

日本原子力研究開発機構は2日の総合資源エネルギー調査会原子力安全・保安部会のもんじゅ安全性確認検討会に、項目数で約20%終了など、プラント確認試験の進捗状況を報告した。

同試験は8月31日から来年8月の予定。今回改造した設備を除く停止中および運転中設備について、系統レベルの機能とともに、改造設備も含めたプラントレベルでの性能も確認。再臨界前の最終段階となる。

原子力機構では1次主循環ポンプ運転、制御棒駆動系機能、蒸気発生器伝熱管健全性、原子炉格納容器全体漏えい率など合計141項目の試験を予定しているが、11月1日現在で31項目を終了、同試験は順調に進捗しているとした。


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