[原子力産業新聞] 2008年1月17日 第2412号 <7面>

関西電力 要請に応え福井県に トラブル低減計画報告

関西電力は15日、福井県に原子力発電所のトラブル低減への取組み計画を報告した。森本浩志副社長が旭信昭副知事を県庁に訪ね説明した。

03〜07年度に発生したトラブル156件を分析、対策を示したもの。運用管理面のトラブルが全体の62%を占め、作業不良、保守計画不良、作業計画不良、運転不良が大半を占める。発電所毎のトラブル分析も実施。対策では熟練技術者の確実な定着、協力会社への作業計画書の徹底、作業要領の充実などを挙げた。

福井県の西川一誠知事は先月の県議会で、トラブル削減、耐震安全性確保など4項目に取組むことを要請していた。


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