[原子力産業新聞] 2008年2月21日 第2417号 <1面>

青森の原子力保守で協力へ 東電、東北電、電発

東京電力、東北電力、電源開発は16日、青森県内の原子力発電所の保守に関する協力のため、協議していることを明らかにした。

青森県では、県内初の原子力発電所として東北電力の東通1号機(BWR、110万kW)が05年に運転開始し、電源開発の大間(フルMOX・ABWR、138.3万kW)が12年に、東京電力の東通1号機(ABWR、138.5万kW)が14年に運転開始の予定。さらに東京電力は17年度以降に東通2号機、東北電力は18年度以降に東通2号機を運転開始の計画。1つの地域で、こうした運転は初めてで、「業務効率、経験の蓄積、要員確保など協力する利点は大きい。どういう協力が出来るかを協議している」(東京電力)。


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