[原子力産業新聞] 2008年2月21日 第2417号 <2面>

横浜断層を再点検 東京電力 東通1号から約15km

東京電力は15日、東通原子力発電所1号機の地質調査に関し、これまで活動性がないと評価してきた横浜町にある横浜断層を再検討すると発表した。

横浜断層は建設予定地の南西約15kmに位置し、06年9月の設置許可申請時には、約11.5万年前に形成された地層に変位が認められないことから、耐震設計上考慮しないとした。同社はその後、新耐震設計審査指針に対応した追加の地質調査を進めており、その結果、活動性に関する一層のデータ拡充が必要と判断した。今後、調査計画を取りまとめ、準備が整い次第、調査を開始する。


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