[原子力産業新聞] 2008年2月28日 第2418号 <2面>

保安院が諮問 島根2プル計画が二次審査へ

原子力安全・保安院は26日、中国電力・島根原子力発電所2号機(BWR、82万kW)でのプルサーマル計画の安全性を確認したとして、原子力安全委員会と原子力委員会に諮問した。

同社の原子炉設置許可申請は06年10月で、一次審査期間は1年4か月。同期間に関し、保安院は原子力委員会への諮問の際に、データ拡充と従来と異なる解析手法の使用のためと説明した。

島根2号機は燃料集合体560体のうち、MOX燃料集合体を最大228体装荷の予定。MOX燃料の燃料棒配列は8×8、最高燃焼度4万MWd/t。

地元自治体では、島根県が国の安全審査後に最終回答するとし、松江市が国の審査後に最終判断を別に示すとしている。


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