[原子力産業新聞] 2008年2月28日 第2418号 <2面>

電事連 ビジョン懇報告で見解 低炭素社会に原子力不可欠

電気事業連合会の勝俣恒久会長は22日の定例会見で、原子力委員会の「地球環境保全・エネルギー安定供給のための原子力のビジョンを考える懇談会」の報告書案について、「低炭素社会実現には原子力が不可欠と明確に打出し、高く評価している」など、電事連としての見解を示した。

勝俣会長は、「地球温暖化防止に向けた議論では、とかく省エネルギーや再生可能エネルギーにばかり注目が集まり、過剰な期待が寄せられている感がある」と指摘。

「当然のことながら、私どもは再生可能エネルギーについても、できる限り普及・拡大に取組むが、電力供給の安定性や経済性などを考え合わせれば、我が国においては原子力発電を抜きにして低炭素化社会の実現は不可能である」とした。

また、「ポスト京都の枠組みの中には、今回の報告書案の内容も踏まえ、ぜひとも原子力発電を温暖化対策の有効な手段として明確に位置づけて頂きたい」と述べた。


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