[原子力産業新聞] 2008年4月10日 第2424号 <4面>

シンポ「低炭素社会の実現」 電中研が5月に

電力中央研究所は5月27日、お台場の東京国際交流館で、国際シンポジウム「低炭素社会の実現に向けて――電力のR&Dの役割と挑戦」を開催する。米国電力研究所(EPRI)、欧州電気事業連合、イタリア・チェジ・リチェルカ、中国能源研究所との共催。今夏の洞爺湖サミットに向けて、電気事業がCO排出削減に果たす有効なR&Dを議論し、世界に発信するのがねらい。

セッション1では「電力におけるCO排出の技術的可能性」、セッション2では「CO削減に向けた電力のR&D展開」をテーマに、米国、欧州、中国、日本の取組を紹介、これを踏まえて、内山洋司・筑波大学システム情報工学研究科教授進行のもと、ラウンドテーブル・ディスカッション「低炭素社会実現のためのR&D協力とは?」を行う。

日英中同時通訳あり。入場無料。電中研ホームページ(http://criepi.denken.or.jp/)のシンポジウム申し込みページより参加登録を受け付け。5月15日締め切り。問い合わせは、電中研広報グループ(電話03―3201―6601)まで。


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