[原子力産業新聞] 2008年4月24日 第2426号 <1面>

電発大間に設置許可 工事計画認可申請へ

電源開発は23日、経済産業省から大間原子力発電所(フルMOX燃料、ABWR、138.3万kW)の原子炉設置許可を受けた。

同日、中垣喜彦社長が経産省で甘利明・経産相から許可文書を受領。甘利大臣は建設・運転の安全に万全を期し、我が国原子力政策の重要な一翼を担って欲しいと要請。中垣社長は、安全・安心なプロジェクトの遂行に全力を挙げるとした。

同社は近く1回目の工事計画認可申請を保安院に提出、この許可で着工となる。大間町商工会の環境調査請願から32年、ようやく大間原子力発電所が着工する。


Copyright (C) 2008 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.