[原子力産業新聞] 2008年4月24日 第2426号 <5面>

広がる放射線利用テーマに討論 原子力学会主催「学生セッション」

原産年次大会終了後、16日、同じく東京プリンスホテルで、若手企業人と学生との意見交換の場「第3回学生セッション」が開かれた(=写真)。

今回は、原子力工学関係の学生でも「様々なところで放射線が利用されている」ということが知られていない事実をとらえ、「明日話したくなる放射線の医療、工業利用の最先端」と題し、放射線を身近に感じてもらうことがねらい。日本原子力学会の学生連絡会が主催した。

若手研究・技術者が、「わたしたちのくらしと放射線」、「放射線を利用した画像診断――PET診断の有用性」、「食品照射:放射線による食品や農産物の殺菌・殺虫・芽止め技術について」、「放射線を利用した環境負荷物質分解除去技術の開発」の4件の講演を行い、参加者との質疑応答を行った。


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