[原子力産業新聞] 2008年5月1日 第2427号 <2面>

14、15日に原子力総合シンポ 学術会議

日本学術会議は5月14、15日、東京・港区の本部講堂で、毎年恒例の原子力総合シンポジウムを開催する。今回は「グローバル時代をリードする原子力の新潮流」を主調テーマに、環境、教育、国際展開など、タイムリーな問題に焦点を当て、講演、テーマごとの討論を行う。原子力学会など関連の学協会も共催。入場無料・申込不要。

14日には、甘利明経済産業大臣、鈴木篤之原子力安全委員長の講演に続き、環境問題や、原子力分野の人材育成を始めとした教育問題に関する討論が予定されている。翌15日は、田中俊一原子力委員長代理、猪口邦子衆議院議員(元内閣府少子化・男女共同参画担当大臣)の講演に続いて、「原子力産業の国際展開」をテーマに、三菱重工業、日立GEニュークリア・エナジー、東芝から、技術開発の将来展望を述べる。その他、核融合、計算機シミュレーション技術、免震構造・制振構造など、原子力研究開発の最近の動向に関する学協会セッションもある。


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