[原子力産業新聞] 2008年6月19日 第2433号 <3面>

米MOX工場建設で修正契約 アレバとショー

仏アレバ社と米国のショー・グループは5月23日、両者のJVであるショー・アレバMOXサービスLLCが、米サウスカロライナ州サバンナリバーで建設中のMOX燃料製造工場関連で米エネルギー省(DOE)から20億ドルの修正契約を獲得したと発表した。

この契約は、元々オリジナルの契約内容にオプションとして含まれていたもので、(1)MOX工場およびすべての関連補助施設を実質的に完成させる(2)MOX工場のコールド・スタート(3)米原子力規制委員会からの許認可取得作業のサポート継続−−などとなっている。

昨年8月に着工された同工場は、米国の兵器級余剰プルトニウムから不純物を取り除き、ウラン酸化物と混合して商業炉用燃料集合体のMOX燃料ペレット製造のために使われることになる。


Copyright (C) 2008 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.