[原子力産業新聞] 2008年8月28日 第2442号 <1面>

アジア関係者に3Sセミナー IAEAと外務省

外務省は国際原子力機関(IAEA)と共催で、「核セキュリティー、原子力安全および保障措置(3S)に関する地域セミナー」を18日から22日まで、べトナムのハノイで開催した。

将来、原子力発電を導入する可能性のあるアジア諸国9か国(ベトナム、バングラデシュ、インドネシア、マレーシア、シンガポール、フィリピン、タイ、ラオス、ネパール)の政府関係者を招聘し、日本の専門家が出席して、原子力平和利用での3S確保の重要性について認識を共有すると共に、我が国の経験などを紹介した。7月のG8洞爺湖サミットで、3Sの重要性が合意されたことを受けて行われたもの。


Copyright (C) 2008 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.