[原子力産業新聞] 2008年9月4日 第2443号 <3面>

米民主党・オバマ大統領候補 党大会演説で 原子力利用を明言

米民主党の大統領候補に指名されたバラク・オバマ上院議員は、コロラド州デンバーで開かれた同党大会最終日の8月28日夜(日本時間29日午前)、大統領候補指名受諾演説を行った。

同候補は演説の中で、エネルギー問題についてもふれ、米国経済、安全保障、地球の将来のためにも、中東への石油依存度を低下させるため、国内の天然ガス開発、風力、太陽光発電、次世代バイオ燃料に投資すると同時に、「原子力発電の利用を進めて行く」と強調した。

共和党大統領候補のジョン・マケイン上院議員との争いになる大統領選本選挙は11月4日に予定されている。

新大統領の任期は来年1月20日から4年間。


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