[原子力産業新聞] 2008年9月11日 第2444号 <3面>

台湾炉に燃料集合体供給へ アレバ社

仏アレバ社はこのほど、台湾で稼動する金山(60万kW級BWR2基)、国聖(100万kW級BWR2基)の両原子力発電所に燃料集合体を納入する契約を台湾電力から受注したと発表した。

契約総額が2億ドル以上というこの契約は昨年6月に招待された入札の結果、締結されたもの。入札時の要件仕様に対して、アレバ社ではアトリウム10Aモデルをベースとした定番の取替用燃料を各ユニットに5体ずつ提案したほか、将来のオプショナル設計として最新世代のアトリウム10XMモデルを3体ずつ納入する予定だ。

同社はまた、炉心監視システム支援や許認可分析などを提供する。


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