[原子力産業新聞] 2008年9月11日 第2444号 <3面>

中国・台山原発でタービン受注 アルストム社

原子力用タービン機器の大手製造業者であるアルストム社はこのほど、台山(腰古)原子力発電所用タービン発電機器のエンジニアリングおよび調達業務を中国広東核電集団有限公司(CGNPC)から2億ユーロで受注したと発表した。

台山1、2号機は中国初のEPRとなる予定で、アルストム社は両機のために175万kWの蒸気タービン発電機器のパッケージを2基、納入する。

アルストム社はCGNPCの子会社2社と企業連合を組むなど、中国との係わり合いが深く、20年前に大亜湾原子力発電所が建設された頃から、CGNPCおよび東方グループのパートナー。また、昨年8月には、遼寧省で着工された紅沿河原子力発電所の4基に対しても、100万kW級の蒸気タービン発電機器パッケージ4基を納入する契約を1億3500万ユーロで東方グループから獲得している。


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