[原子力産業新聞] 2008年9月25日 第2446号 <1面>

核不拡散希求を強調 二階大臣、日印対話で

経済産業省とインド計画委員会は17日、経済産業省で第3回閣僚級エネルギー政策対話を開催した。

対話には二階俊博・経産相、インド計画委員会のモンテク・シン・アルワリア副委員長らが出席。同副委員長が、原子力供給国グループ(NSG)による米印原子力協定の採択を評価しているとしたのに対し、二階大臣は、日本は唯一の被爆国であり核不拡散に対する立場に変化はないとし、今後とも核不拡散を希求する立場を堅持しながら、国際協調や協力を進める考えを示した。

両大臣は今後、各々の原子力政策に関する見解と情報を交換していくことで合意した。


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