[原子力産業新聞] 2008年9月25日 第2446号 <2面>

下北半島の横浜断層は活断層 東電等3社が再評価

東京電力、東北電力、リサイクル燃料貯蔵会社の3社は19日、青森県下北半島の首の部分にあたる陸域にある横浜断層について、共同で追加調査していた結果を発表した。追加調査は今年3月14日から9月9日まで実施した。

東京電力では東通1号機の設置許可申請時には活断層との扱いをしていなかった横浜断層を「活動性が否定できない」として、耐震設計上考慮すべき活断層と再評価し、その断層長さを約15kmとした。

さらに、その評価結果を踏まえ、同断層による地震影響を評価しなおした結果、各社それぞれの施設で策定している基準地震動を上回らないことを確認した。


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