[原子力産業新聞] 2008年9月25日 第2446号 <4面>

電気協会 国の指針改訂受け耐震設計規格で意見募集

日本電気協会は、「原子力発電所耐震設計技術規程」(JEAC4601)の制定案と、「原子力発電所耐震設計技術指針」(JEAG4601)の改定案を取りまとめ、意見募集を行っている。

本規程は、06年9月に改訂された国の「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」に基づき、原子炉施設の耐震設計に対して要求する技術的仕様を定めたもの。

同規程は、耐震設計を行う際の要求事項からなる本文と附属書、およびそれら要求事項の趣旨、背景等を説明した解説から構成される。

一方、技術指針は、国の新耐震設計審査指針を受けて、耐震設計を行うための前提条件となる基準地震動策定およびその基となる地質調査に関して、今年3月に発刊した「原子力発電所耐震設計技術指針――基準地震動策定・地質調査編」に、「基礎地盤及び周辺斜面の安定性評価」および「津波水位評価」に関する評価方法を反映し、改定したもの。

関連資料の入手は、東京・有楽町の同協会で閲覧可能、また、複写代・郵送代の実費負担で郵送による資料送付も行っている。

問い合わせは、原子力規格委員会・事務局(日本電気協会技術部内、電話03―3216―0553)まで。応募は10月24日締切。


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