[原子力産業新聞] 2008年10月2日 第2447号 <1面>

新内閣発足で会見 二階経産相 資源外交強化を表明

9月24日の麻生内閣発足後、25日、官邸で初閣議後、各閣僚はそれぞれの府省で会見・インタビューに臨んだ。

前福田内閣から再任となった二階俊博・経済産業相は、「世界の経済産業市場における日本の強み、技術力を存分に発揮できるように後押しすることが重要で、これを国内の豊かさにつながるようにしなければならない」と強調した。

資源外交では、アジア、アフリカ諸国との連携も重要とし、「相手の国が望む技術、その国に何ができるか。教育、空港、日本への乗り入れなどもある」と指摘した。

低炭素社会への取組では、「まず6%削減に全力を挙げなければならない」と述べ、省エネ・新エネ技術の開発も必要で、日本が手本を示すようにやっていかなければならない、とした。


Copyright (C) 2008 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.