[原子力産業新聞] 2008年10月16日 第2449号 <4面>

原子力機構 高温ガス炉でカザフと覚書

日本原子力研究開発機構と国立カザフスタン大学は9日、高温ガス炉技術に関する人材育成のための覚書を締結した。

原子力機構では、昨年、カザフスタン国立原子力センターと原子力研究開発における覚書を、本年6月には、同原子力委員会と高温ガス炉の安全性研究協力に向けた覚書を結ぶなど、熱電併給用小型高温ガス炉の同国導入に向けた技術的協力を進めている。

今回の覚書のもとで、同機構は、原子力工学に関する講義を行う専門家をカザフスタン大学に派遣するとともに、今後、同学からの学生受け入れなど、人材育成支援の可能性を検討していく。


Copyright (C) 2008 JAPAN ATOMIC INDUSTRIAL FORUM, INC. All rights Reserved.