[原子力産業新聞] 2008年11月6日 第2452号 <2面>

「あおもり産業立地フェア」 三村知事 「青森力」で支援を約束

「あおもり産業立地フェア」(青森県他主催)が10月22日、東京・飯田橋のホテルグランドパレスで開催された。三村申吾青森県知事(=写真)も来場し、産業立地のパートナーとして、県の魅力を自らアピールしたほか、地元の技術力で作られた品々を数多く展示するなど、首都圏の企業関係者たちに、「青森力」を訴えた。

三村知事は、県の有効求人倍率が0.42と東北6県で最も低い水準にあるものの、地元の大学・高等専門学校と企業団体とが連携した人材養成プログラム・ネットワークなどを通じ、高い「人財」ポテンシャルを持つことを強調した。起業支援では、特例制度の併用で、原子力立地地域での電気料金が4分3以上割り引かれる場合もあるなど、ランニングコストでの支援策を紹介した。また、知事は、広大な工業用地、技術・研究支援体制、再来年の東北新幹線全通といったメリットを述べ、県内進出の際には、これら「青森力」を結集し支援していくことを約束した。


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