[原子力産業新聞] 2008年11月13日 第2453号 <1面>

電源開発・大間 運開は14年11月に

電源開発は11日、大間原子力発電所(フルMOX燃料、ABWR、138.3万kW)の運転開始時期をこれまでの2012年3月から、14年11月に変更する原子炉設置変更届出を経済産業大臣に提出した。

同発電所は当初、06年8月の着工を予定したが、耐震指針改訂後の初めての審査でもあり、原子力安全委員会の審査が長期化し、08年5月の着工となった。同社では、これを踏まえ建設計画や各工程の詳細な検討を進めてきたが、今回、運転開始時期を20か月延期する計画を策定した。

同社の中垣喜彦社長は11日、今回の計画変更を地元の各自治体に報告した。


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