[原子力産業新聞] 2008年11月13日 第2453号 <2面>

来年5月 日本とPIF諸国が北海道で太平洋首脳会議

第5回日本・太平洋諸島フォーラム(PIF)首脳会議(通称=太平洋・島サミット)が来年5月22、23日に北海道のトマムで開催される。

同会議は、日本と太平洋島嶼国との関係を強化し、同地域の発展に共に取り組むことを目的に97年以降、3年ごとに日本の各首相も参加して国内で開催してきており、日本の対島嶼国外交の基礎となっている。

太平洋諸島フォーラム(PIF)は、1971年に南太平洋フォーラム(SPF)として発足し、2000年10月の総会で現在の名称に変更。構成は、豪州、ニュージーランドを含む14か国・2地域からなる。PIF諸国は、日本の非常任理事国選挙での日本支持や、原子力関係でも過去の使用済み燃料の欧州への輸送、今後の欧州からのMOX燃料や放射性廃棄物の日本への輸送を行う際などに、理解を深めてもらうことが重要な地域となっている。


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