[原子力産業新聞] 2008年11月20日 第2454号 <3面>

ボウマン理事長が辞職 米原子力協会

米原子力エネルギー協会(NEI)は14日、F.ボウマン理事長兼CEOが辞職したと発表した。

辞意を固めるにあたり、ボウマン氏はJ.ローウェNEI理事会議長(エクセロン社会長兼CEO)に書簡を宛てており、その中で、「大統領と議会が交代するという劇的な変革期に退くことは、原子力産業界の継続を確かなものとする最良の機会と信じている。新政権が建国以来最も挑戦的な時期の舵取りをすべく準備をしている時こそ、NEIがエネルギーと環境という難しい問題解決のためにベストな方法を判断するのに適した時期だ」との考えを示した。

ボウマン氏は2004年8月にNEIの次期理事長兼CEOに任命され、05年2月から本格的にNEIの主導を開始、約4年間の在職期間だった。理事会が後任を決定するまではM.フェーテル上級副理事長兼最高原子力責任者が理事長代行を務める。


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