[原子力産業新聞] 2008年11月27日 第2455号 <1面>

麻生内閣のサイクル政策を確認 三村青森県知事

青森県の三村申吾知事は20日と21日に河村建夫官房長官、塩谷立文科相、野田聖子科学技術政策担当相、佐藤勉防災担当相を訪問し、麻生内閣での国の核燃料サイクル政策の継承を確認した(=写真は佐藤大臣訪問の模様)。

一連の会談を終えた知事は記者団に、「河村官房長官からは、原子力政策の柱となる中長期的にブレない国家戦略として核燃料サイクルを進め、プルサーマル計画は政府一体となって、高レベル放射性廃棄物処分に関する確約は現内閣においてもしっかり継承されていることを確認した」などと訪問の成果を述べた。

知事は、野田大臣に国民の理解促進に向けた広聴・広報活動を、佐藤大臣には、安全委員会所轄として、原子力施設の耐震安全バックチェックの着実な実施などを要請。

なお二階俊博経済産業大臣とは、今月12日に会談している。


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