[原子力産業新聞] 2008年11月27日 第2455号 <3面>

代替供給業者に50万kWを競売 仏EDF

フランス電力(EDF)は20日、同国の経済財務省・競争推進委員会の決定に従い、同社の設備容量50万kW分の利用権に関する競売を19日に実施したと発表した。

これは小規模の電力事業や家庭用電力市場における競争原理促進のために行っているもので、今回の競売は3月に開催した初回に続いて2回目。参加した代替供給業者10社中、7社が今後15年間にわたってベースロード電力を供給する契約を獲得することになる。

EDFは2001年以降、四半期ごとに自社設備の利用権売却を進めてきたが、同社が電力市場において依然として支配的な立場を占めているとの正式な苦情申し立てを受け、競争推進委が昨年12月、代替供給業者が自由化市場で実質的に競合していける価格で150万kW分の利用権を競売にかけるようEDFに指示していたもの。次回の競売は来年前半に実施される予定だ。


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