[原子力産業新聞] 2008年12月11日 第2457号 <1面>

「柏崎刈羽の耐震性の高さ再確認」 IAEA調査団

IAEA(国際原子力機関)の柏崎刈羽第2次フォローアップ調査団は5日に調査を終えた。A.ゴドイ団長は、同日の会見で、「柏崎刈羽の安全性の高さを再確認した」などと述べた。

ゴドイ団長は「調査の成果に大変満足している」とした上で、今回は評価が進んでいる7号機を中心に調査したとし、「1年前の調査報告でも示したが、柏崎刈羽は地震に対し、安全性が高いレベルだったということを再度確認した」と述べた。新しい基準地震動の評価や補強工事等も調査しており、報告書は1か月程度以内に取りまとめるとの予定を示した。


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