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[原子力産業新聞] 2008年12月18日 第2458号 <2面>

韓国とヨルダン 原子力平和利用で協定締結

韓国大統領府は1日、同国を訪れていたヨルダンのアブドラ2世国王が同国の李明博大統領と会談し、両国が原子力平和利用分野で協力協定を締結したと発表した。

これはヨルダン国内での原子力発電所建設も含め、同国経済および地域開発のための国家的な大型インフラ整備プロジェクトの一環として結ばれたもの。他の中東諸国と異なり天然資源に乏しいヨルダンは2040年までに国内の電力需要の3割までを原子力発電で賄うことを計画しており、アブドラ国王は専門的知見や技術で世界的に認知されている韓国企業が多数、このプロジェクトに参加してくれることを期待すると述べた。

なお、原子力分野の協力ではこの協定のほかに、韓国電力(KEPCO)とヨルダン原子力委員会(JAEC)が両者の今後の協力に関する了解覚書に調印している。


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