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[原子力産業新聞] 2008年12月18日 第2458号 <6面>

関原懇 「本音で立地を語る」女性500人が集結

関西原子力懇談会は13日、原子力広報女性アドバイザー25周年記念シンポジウム「本音で語る原子力〜女たちの井戸端会議」を福井県敦賀市で開催した。参加者は約500名で、会場は女性達の活発な議論で、熱気に包まれた。

第1部は若狭おばちゃん劇場「まだまだ言うで!光り満ちた明日のために」、第2部はパネル討論「本音で語る原子力」の2部構成。

森本関西原子力懇談会会長の開会挨拶では「これからの課題を乗り越えていくためには地域の理解が不可欠」、また河瀬敦賀市長は来賓挨拶で「正しい理解を持つことによって風評被害は確実に減る」と女性たちにエールを送った。

パネル討論(=写真)では、「原子の火がともって50年、立地は変ったか?」と各立地の現状報告がなされ、国、自治体、専門家、マスコミにそれぞれ言いたいことを強く訴えた。作家の神津カンナ氏がコーディネーターを務め、高橋・経済産業省原子力政策課長、来馬・若狭湾エネルギー研究センター専務理事、工藤・九州大学名誉教授、辻倉・電気事業連合会顧問、井川・読売新聞論説委員らを相手に、「国は原子力推進をしっかり打ち出して」、「学校で原子力・放射線の正しい知識をしっかり教えて」、「メディアは原子力を悪者にするような報道をしないで」、「専門家はわかりやすい言葉で国民に説明を」など率直に意見を述べ活発な議論を繰り広げた。

高橋課長は「つながりや皆の協力が大切」とし、最後にコーディネーターの神津氏は「メディア・リテラシーを磨き、国、事業者、マスコミ、専門家、立地が連携していくことが重要」とまとめた。


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