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[原子力産業新聞] 2009年1月6日 第2459号 <3面>

EDFの対抗買収案に同意 コンステレーション社

フランス電力(EDF)は12月17日、ミッドアメリカン社との合併を決めていた米コンステレーション・エナジー社に対して一層有利な対抗買収案を提示した結果、同社の同意を得ることに成功したと発表した。

EDFは米国で、コンステレーション社と合弁でユニスター・ニュークリア・エナジー社を運営。このため、コンステレーション社の原子力発電所の所有権が他社に移ることへの懸念から二度にわたって対抗買収案を提示していた。同意の得られた買収案は次の通り。(1)EDFがユニスター社分を除いたコンステレーション社の原子力発電事業の49.99%を45億ドル(1株当たり52ドル)で購入(2)EDFは前払いで緊急に10億ドルを現金投資(3)オプションとしてコンステレーション社は非原子力事業資産を最大20億ドルでEDFに売却することが可能――など。


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