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[原子力産業新聞] 2009年1月6日 第2459号 <3面>

陽江発電所計画を正式承認 中国国務院

中国広東原子力発電公司(CGNPC)は12月18日、中国国務院が広東省の陽江原子力発電所に6基の原子炉を建設する計画を正式に承認したと発表した。

総投資額700億元という陽江プロジェクトは中国で実施される原子力発電所建設計画の中でも最大規模のもので、仏アレバ社の技術をベースに中国が開発したCPR1000(100万kW級PWR)が6基、建設される。

同サイトでは2003年に開始された準備工事がこのほど完了。28日の最初のコンクリート打設を前に、16日午前には起工式が執り行われ、李鵬元首相から祝辞が寄せられたほか、張国宝・国家能源局長が出席した。

CGNPCによると、同発電所の大型機器類の製造契約はすべて契約済みで、80%以上を地元の業者が受注。1号機の完成は2013年に予定しており、2017年までに6基すべてが完成すれば、毎年456万kWのクリーンな電力量を西部消費地に供給可能になるとしている。


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