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[原子力産業新聞] 2009年1月29日 第2463号 <4面>

新潟国体 支援に感謝を込めて 柏崎、刈羽でも開催

第64回国民体育大会となる「トキめき新潟国体」が今年、新潟県で開催される。キャッチコピーは「トキはなて君の力を大空へ」と「伝えよう感謝の気持ちをトキめきを」の2つ。特に後者は、ここ数年大きな災害に見舞われた新潟県に、暖かい支援をくれた全国の人たちに感謝の気持ちを伝え、元気になって全国のみんなと共に大会を迎えることのできるトキめきを伝えたい、と言う思いを表わしたもの。

新潟県佐渡では、日本の特別天然記念物で野生は絶滅してしまった人工繁殖のトキを、自然に帰す放鳥が始まっており、「新潟県の鳥」を今国体のマスコット・キャラクター(=写真)にしている。

2月に行われるスキー競技を除いて、本大会は9月26日から11日間、メイン会場を東北電力ビッグスワンスタジアム(新潟市中央区)として行われるが、07年7月の中越沖地震で大きく被災した柏崎市と刈羽村でも一部の競技が行われることが決まっている。

柏崎市では、ハンドボールの青年男子(10月2日〜6日)が同市総合体育館と県立柏崎高校で、青年女子(10月2日〜5日)が同高校と刈羽村生涯学習センター「ラピカ」で開かれる。

また、水球が県立柏崎アクアパークで9月10日〜13日、「なぎなた」が刈羽村「ラピカ」で9月27日〜29日に開かれる。

(写真説明=マスコット・キャラクターの二羽対で「トッキッキ」。左がチャレンジ精神旺盛な男の子の「とっぴー」、右が好奇心旺盛でおしゃべり大好きな女の子の「きゃぴー」)


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