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[原子力産業新聞] 2009年2月5日 第2464号 <2面>

出前授業1万人達成 原子力機構 女性PAチーム活動

日本原子力研究開発機構・東海研究開発センターのPAチーム「スイートポテト」が地元の小中学校で実施している出張授業(=写真)の延べ受講者数がこのほど1万人を突破した。

芋掘りのように掘り下げることで収穫を得ることから名付けられた「スイートポテト」は、地域住民の視点に立ったわかりやすい原子力理解活動の推進を目指して、96年に結成された女性職員を中心とするPA活動チーム。広報行事開催、パンフレット作成に加え、01年度からは、小中学校等への出張授業も行うようになった。出張授業の訪問先は、幼稚園・保育園から大学まで幅広く、総勢700名超の全校生徒を相手に実施することもあった。受講者1万人を達成したのは、1月14日、ひたちなか市立佐野中学校で2年生291名を対象に行われた「放射線と原子力防災」の授業だった。


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