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[原子力産業新聞] 2009年3月26日 第2471号 <3面>

単純化BWRは「KERENA」 仏アレバ社

仏アレバ社は11日、SWR1000の呼称で開発していた出力125万kWの「第3世代+」原子炉設計に、「KERENA」という正式名称を付けたと発表した。

これはドイツの複数の電気事業者と結んだ契約、および欧州の国々との協力によって同社が開発している改良型・単純化BWR設計で、重力や対流など物理的な現象を利用した受動的な安全システムを採用する予定。

まだ設計段階ではあるが、今年1月に新設計画の原則決定をフィンランド政府に申請したフェンノボイマ社では、同設計を3つの炉型選択肢の1つとして指定しており、採用されれば、2018〜20年にも実際に稼動することになる。


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