原子力機構 大学との連携を一層強化 6大学と連携ネット協定

日本原子力研究開発機構と、金沢大学、東京工業大学、福井大学、茨城大学、岡山大学、大阪大学の6大学は3月27日、原子力教育大学連携ネットワーク協定を締結した。大学間のプログラム実施、情報交流を通じ、原子力分野の高度な専門知識や能力を有する人材育成を目指す。同日、同機構東京事務所で、各大学の関連研究科の専攻長らの出席のもと、協定締結式が行われた(=写真)。

原子力機構と金沢大学、東京工業大学、福井大学、茨城大学、岡山大学の5大学とは、既に連携教育に係わる覚書が締結されているが、今回、大阪大学が新たに参画することとなった。新協定では、原子力機構と6大学との緊密な連携・協力により、連携教育カリキュラム、施設・設備の相互利用、有識者の招へい、シンポジウム・講演会開催などを通じ学術、科学技術の発展に寄与するための教育研究、人材育成の一層の充実を図る。

原子力機構はこれまで、学生実習プログラムの実施等で、施設を提供するなどしてきたが、今後も大学相互間でそれぞれの強みが活かされるよう、本ネットワークを拡充していきたいとしている。


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