ロシア ナイジェリアと原子力協力覚書

ロシアの国営原子力総合企業であるロスアトム社は3月18日、原子力平和利用に関する協力でナイジェリア政府と了解覚書(MOU)に調印したと発表した。

これはモスクワで開催されていた両国の経済、および科学技術分野における協力に関する第3回政府間協議の席で結ばれたもの。調印式にはロスアトム社側からN.スパスキー副総裁、ナイジェリア側からは同国の大統領特別顧問で原子力規制機関の副長官でもあるE.エグボガ氏が臨んだ。

この覚書では、ナイジェリアに原子力開発インフラを整備するための二国間協力組織の設立が想定されており、具体的な協力項目として、(1)基礎研究と応用研究(2)研究炉および発電炉の許認可、建設、操業(3)放射性同位体の生産と利用(4)ウラン資源の共同探査および開発(5)人材育成−−などが挙がっている。

ナイジェリアはベースロード電力の需要増に対処するため、原子力導入を検討中。すでに国際原子力機関の支援により、医療や農業研究、基礎産業部門での利用を目的とした中性子活性化分析用研究炉について05年から調査しているほか、原子力発電導入のためのFS、将来オプションとしての原子力の役割を評価するプレ・プロジェクト活動も開始している。


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