原子力学会 創立50周年で式典 歴史構築賞など表彰

日本原子力学会は21日、大手町サンケイプラザ(東京・千代田区)で、創立50周年記念式典を開催する。

同学会は、わが国の原子力平和利用黎明期、1959年の設立以来、産官学の参画する中立的な組織として、学術・技術の調査・研究、標準制定、シンポジウム・講演会等開催、技術報告等刊行、研究奨励・業績表彰、国際活動など、活動の幅を拡げ、現在、正会員約7000名、学生会員約480名、賛助会員約250社を擁するまでに発展した。

創立50周年を記念して創設された「原子力歴史構築賞」は、原子力平和利用に貢献した歴史的原子力関連施設や事績、資料を選定・表彰し、その果たしてきた歴史的役割を内外に周知するもので、第一回受賞として研究炉JRR―1など計65件の施設、研究成果、活動などが選定された。

記念式典では、「原子力歴史構築賞」の表彰、W.E.バーチル米国原子力学会長の記念講演などが行われる予定だ。詳細はホームページで。


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