仏アレバ社 中国原発に冷却ポンプ供給へ

仏アレバ社は16日、中国核工程集団公司(CNPEC)から陽江、寧徳原子力発電所用の冷却ポンプ18台を受注した。

この契約は、冷却ポンプ製造の専用企業としてアレバ社が中国の東方電気集団公司と合弁で立ち上げた「アレバ東方会社」を通じて獲得したもので、契約総額は約1億5000万ユーロ。ポンプは中国広東省で昨年着工した陽江発電所の1、2号機用、および福建省の寧徳発電所の3、4号機用(どちらも100万kW級第2世代PWRを導入)一次系主要機器となる。同社は今後、これらのプロジェクト向けに、四川省徳陽にある製造工場で大規模な製造能力の増強を予定。受注したポンプは今年から製造を開始し、2011年から13年まで数回にわたって、両発電所サイトに搬入する計画である。


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