仏で九州電力・玄海3号用 MOX第2弾製造開始

九州電力は3日、玄海3号機(PWR、118万kW)のプルサーマルで使用するMOX(ウラン・プルトニウム混合酸化物)燃料の第2回目の20体を、フランスのメロックス工場で2日(現地時間)に製造開始した、と発表した。

製造に当たっては、第1回目の16体の製造時と同様、同社社員を派遣し、品質保証活動に万全を期すことにしている。

第1回目のMOX燃料16体は輸送容器2基に入れられて仏から無事海上輸送され、先月23日に同発電所に搬入済みで、次回定期検査で炉心に装荷され、今秋にも運転を開始する予定だ。

九州電力では、玄海3号機に最終的に、燃料集合体全193体のうち、最大48体まで炉心に装荷することにしている。


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