IAEA事務局長選 天野大使が模擬投票で最多得票

国際原子力機関(IAEA)が9日に実施した次期事務局長選の模擬投票で、日本の推す天野之弥・在ウィーン代表部大使が最多の20票を獲得したことが明らかになった。

この投票は選出プロセスを促進するために、日本を含めた理事国35か国の非公式会合で行われたもの。法的な拘束力はなく、実際の当落とは無関係である。残り4候補者の得票数は、南アのミンティ候補が11票、スペインのエチャバリ候補が4票だったほか、スロベニアのペトリッチ候補およびベルギーのポンスレ候補はいずれも無得票だった。

正式投票を開始するための理事会は7月2日に開催される予定だ。


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